ぞらりずむ委員会

世界は自分中心に回ってる主義。主に家族の悩み、仕事のこと、ぞらりんの生き方・考え方を発信する雑記ブログ。

職場の上司や先輩に悩まされるのが羨ましい

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こんちわ、ぞらりんです。

 

私は今、大きな局面に立たされています。

 

20歳で就職して4年。

専門職の中、先輩という人がいない中で一生懸命やって来ました。

きっと良い上司や先輩に恵まれず、苦しんでいる人から見たら1人でやる仕事は羨ましいでしょう。

 

でも私からしたら、先輩が欲しい。

先輩がいることが羨ましい。

 

ある意味、環境に恵まれていません。

 

 

 

#仕事の先輩がいない職場

私は栄養士として働いています。

 

栄養士というのは大きな施設でない限り、1箇所に1人いれば良いと行ったような配置制のようになっています。それが新人でもベテランでもどっちでもいい。

 

そして他の従業員は新人であろうとベテランであろうと、同じ完成度を求めてきます。

 

資格を持っているというのは有利な面の一方で、ベテランと同じ扱いを受けることがあるんです。職場というのは残酷で、新人とベテランをほぼ同列に見てくるんですね。

 

引き継ぎや、ある程度の仕事内容は教えてもらえますが、覚えたらあとは1人で放り出されます。

 

そんな中で、わからないことがあれば聞く人もいない。自分で調べ、失敗の経験を繰り返し、時間をかけてやっと覚えていく。

 

でも完全にひとりだとどうしても自己流になる。自己流に慣れると本当は栄養士として必要だったスキルに穴があったりして、ふとした瞬間に崩れることもある。

 

先輩がいない職場は不幸です。

 

 

#思えば昔から先輩を避けてきたのかもしれない

今の先輩がいない状況は望んでなったわけではありませんが、思えば今までの短い人生の中で『先輩がいた状態』は、中学校以降、ほとんどなかったように思います。

 

中学の時、私は吹奏楽部にいました。女子ばかりで、いわゆる『先輩が先輩風を吹かせたい』中過ごしていたので、

「先輩なんてロクでもねえな」

と感じていました。

 

だから私は自分が先輩になる時は友達のように後輩に接し、先輩風を吹かせることはほとんどありませんでした。

 

中学の時の先輩後輩事情に嫌気がさしていたので、高校に上がるとその年にできたバドミントン部に入りました。

でも運動が苦手ですぐやめました。

 

代わりに入ったのが、先輩が幽霊部員で実質いないアウトドア部でした。(元々アウトドアは家族でやっていたので、むしろ楽しい)

その後、2年に上がる頃によく入り浸っていた陶芸部にも入りました。ここでも先輩がすでにいませんでした。

 

完全に先輩がいない状況を選んできたようなもので、上から教えられることはなかったのです。

 

 

バイトでは先輩が何人かいましたが、入れ替わりが激しいところですぐに自分が先輩になってしまいました。

 

短大でも先輩との繋がりは薄く、ほとんど話したことはありません。

 

 

学生時代から先輩がいない状態が続いてきたのです。

 

そして就職。

専門職のため、先輩ができることがありません。

 

 

#先輩がいないおかげで身についた能力

上から教えてもらうことがないと、自分の頭で考えたり調べたりしなくてはならなくなります。

なので『自分ひとりで解決する』能力は身につきました。

誰も助けてくれないので、自分ひとりで解決するしかありません。

 

あとはあまり言葉にすると良い印象を与えませんが、『媚を売る』能力も身につきました。

自分よりも長く働いている従業員(いわゆるお局さん)にいい顔をしておくと、めぐりめぐって小さいことを見逃してくれたり、助けてくれることもあります。

そうやって先輩がいないなりに、なんとかやっています。

 

 

でも結論はやっぱり先輩が欲しい。

直すなら今のうちに直したい。

今まで関わってこなかった先輩に関わることで、苛立ちや不満を募らせるかもしれない。

でも、やっぱり欲しい。

 

私はわがままでしょうか。

 

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